ブログ

今日の給食

4月30日(金)から5月2日(木)までの給食

 

5月2日(木)

たけのこごはん 牛乳 かつおフライ キャベツの味噌汁 かしわ餅

 今日は、「子どもの日」にちなんだ献立です。端午の節句とも呼ばれ、子どもの健やかな成長を祈る行事です。こいのぼりや五月人形を飾ったり、邪気を払うといわれるしょうぶを浮かべたお風呂に入ったり、かしわ餅を食べたりします。かしわの葉は縁起のいいものとされ、かしわ餅が食べられるようになりました。また、たけのこご飯は、成長が早く、天に向かって、真っすぐすくすく伸びる竹のように育ってほしいという願いを込めて、作られています。

 

5月1日(水)

ツイストパン 牛乳 鶏肉のバーベキューソース ブロッコリーサラダ ウインナーとレンズ豆のスープ

 バーベキューソースは、バーベキュースタイルで調理される肉に下味を付けたり、焼きあがった肉に付けて食べるソースで、アメリカが発祥といわれています。地域によってその味は様々で、ケチャップやトマトソースがベースのものや、マスタードがベースのものなどもあるそうです。今日の給食では、みじん切りの玉ねぎとにんにく、トマトピューレ、ウスターソース、すりおろしりんごなどで作り、焼いた鶏肉にかけました。

 

4月30日(火)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 めばるの竜田揚げ 大豆の磯煮 豚汁

 めばるは、目がパッチリしていることから「めがはる」と言われ、「メバル」という名前になったそうです。海の中で、目をパッチリとさせて岩にはりついている魚です。30cmほどの魚で北海道の南部から九州までの海にいて、防波堤などでもよく釣れる冬から春が旬の魚です。そのため「春告げ魚」という別の名前があります。脂肪が少ない白身魚で、刺身、塩焼き、煮つけにしてもおいしい魚です。

4月22日(月)から26日(金)までの給食

 

4月26日(金)

コーンみそラーメン 牛乳 もやしのナムル キャロットカップケーキ

 キャロットカップケーキは、にんじんが苦手な人も食べやすいように、給食室で作りました。にんじんの原産地は、アフガニスタンです。その後、安土桃山時代に日本に伝わったと言われています。にんじんには、β‐カロテンという栄養が、ほうれん草の2倍以上多く含まれています。免疫力を高めてくれるので、風邪やインフルエンザなどの予防に効果があります。給食室で作る

 

4月25日(水)

黒パン 牛乳 チリコンカン せん切りおじゃがのサラダ

 「せん切りおじゃがサラダ」は、じゃがいもを千切りにして素揚げしたものをトッピングしました。じゃがいもは、素揚げすることで、サクサク・パリパリとした食感を楽しめます。ドレッシングは、酢・油・さとう・塩・こしょう・しょうゆを混ぜ合わせて作っています。じゃがいもの切り方を少し厚めにするとホクホクとした食感に変わります。

 

4月24日(水)

高菜ごはん 牛乳 きびなごカリカリフライ せんだご汁 清見オレンジ

 「せんだご汁」は熊本県の郷土料理です。せんだご汁の「せん」は、漢字で“洗う”と書き、「だご」は熊本弁で「だんご」のことを言います。すりつぶしたいもを洗って、でん粉を作り、お団子にすることから、せんだご汁という名前になりました。今日はじゃがいものお団子を入っています。また、「高菜 ごはん」も熊本県阿蘇地方の郷土料理です。高菜漬けを油で炒め、少ししょうゆで香りづけし、錦糸卵を散らしたごはんです。

 

4月23日(火)

ごはん 牛乳 厚揚げ入り回鍋肉 わかめスープ 味付き小魚

 「回鍋肉」は、中国の四川料理の一つです。本場中国の回鍋肉は、皮付きの豚肉を塊のまま茹でるか蒸して、一度調理したものを、鍋から取り出し、その肉を薄切りにして、再び鍋に戻し、葉にんにくやにんにくの芽を一緒に炒め合わせて作ります。鍋から肉が出たり、入ったりするところから「回る鍋の肉」と書いて回鍋肉と呼ばれるようになったそうです。日本では、キャベツと炒めやすい薄切りの豚肉にし、作りやすく、食べやすくアレンジされた「豚肉とキャベツのみそ炒め」のことを、一般的に「回鍋肉」と呼ぶようになりました。

 

4月22日(月)

はちみつパン 牛乳 とびうおフライ ポテトサラダ パスタスープ

 とびうおは、その名の通り大きな胸びれを翼のように広げ、100メートル以上の距離を水平飛行することができる珍しい魚です。とびうおが、海の上をとぶようになったのは、とびうおをねらう大きな魚から逃げるためだと言われています。今日は旬の時期を迎えておいしくなった、とびうおをフライにしました。

4月15日(月)から19日(金)までの給食

 

4月19日(金)

カレーライス 牛乳 フルーツヨーグルト

 カレーは西洋料理として明治の初めころ、日本に上陸しました。1923年に日本人の口に合うカレー粉が開発され、続いて板チョコ状のインスタントカレー(カレールウ)が発売されました。安く食べられること、そしてご飯にかける手軽さから家庭での定番料理に定着しました。給食でも人気メニューの一つとなり、今や、日本の「国民食」とも呼ばれる地位を築きました。鴻巣市の給食では、カレールウを小麦粉・油・バターでじっくり炒めて、心を込めて手作りしています。

 

4月18日(木)

チャーハン 牛乳 焼き餃子 五目スープ

 チャーハンは、ご飯に野菜や肉、卵などの具を入れて油で炒めた中華ご飯です。ご飯を炒めた料理は、アジアの国々で食べられていることが多く、韓国では「ポックムパプ」、タイでは「カオ・パット」、インドネシアやマレーシアでは「ナシゴレン」として食べられています。実は、給食のチャーハンは油で炒めて作るわけではありません。味を付けて炊いたご飯に炒めておいた具を混ぜて作る「チャーハン風」の混ぜご飯です。今日のチャーハンには、チャーシュー、なると、にんじん、たけのこ、干ししいたけ、枝豆などいろいろな具を使いました。

 

4月17日(水)

ツイストパン 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ コーンポテト ファイバースープ

 昔、ドイツのハンブルグの人たちは、肉をおいしく食べるためにきざんだ肉に卵やたまねぎを混ぜた物を焼いて食べていました。ある日、ドイツにやってきたアメリカの人たちが、それを食べて、大変気に入り、その後、アメリカで『ハンブルグで食べたステーキ』が広まり、「ハンバーグ」と呼ばれるようになりました。ハンバーグは味付けや調理の仕方などで自由自在にアレンジできます。1年生にはさくらゼリーがついています。『学校ブログ』をぜひご覧ください。

 

4月16日(火)

三色そぼろ丼 牛乳 あさりのみそ汁 チーズ

 「三色そぼろ丼」は、鶏そぼろの茶色、錦糸卵の黄色、ほうれん草の緑色の3つの色が鮮やかになっています。「そぼろ」とは、鶏や豚、牛の挽肉や魚に火を通してほぐしたもの、溶き卵などを調味して、汁気がなくなり、バラバラになるまで炒った料理のことを言います。鶏そぼろは、鶏ひき肉にしょうが汁、しょうゆ、お酒、砂糖、干ししいたけの戻し汁で味をつけます。ふっくらと仕上がるように、大きな釜で炒って作りますが、混ぜていないと大きな肉団子になってしまいます。そのため、調理員はずっとかき混ぜて作っています。

 

4月15日(月)

こどもパン 牛乳 ホキのこんがり焼き ボイルブロッコリー ミネストローネ

 ミネストローネは、トマトをたっぷり使ったイタリアの家庭料理です。ミネストローネはイタリア語で、「具だくさん」「ごちゃ混ぜ」などの意味を表す言葉です。トマトを使っていないものでも、「ミネストローネ」と呼ぶことがあります。使う野菜は、季節や地方によってさまざまで、よく使われる材料には、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、サヤインゲン、ベーコン、パスタ、米などがあります。

4月10日(水)から12日(金)までの給食

 

4月12日(金)

わかめうどん 牛乳 つけあげ 野菜炒め

 「つけあげ」は鹿児島県の郷土料理です。魚のすり身に、豆腐や野菜などを混ぜて、平たい形にして揚げたものです。江戸時代に琉球(昔の沖縄県)と交流があった薩摩藩(昔の鹿児島県)が、魚のすり身を油で揚げた琉球の「チキアギ」がもとになり、この地域に広まったと言われています。その後薩摩藩の「つけあげ」は、「さつまあげ」と呼ばれ、日本全国に広まりました。今日のつけあげには、とびうおのすり身とたらのすり身が使われています。とびうおのすり身を使うことで歯ごたえのある仕上がりになります。

4月11日(木)

ごはん 牛乳 さばの照り焼き 肉じゃが さつま汁

 「さつま汁」は鹿児島県の郷土料理で、鶏肉を使った具たくさんのみそ汁です。「さつま」とは鹿児島県の昔の名前で、この地域では江戸時代から、武士が士気を高めるため、闘鶏(鶏を戦わせる)を行った際に負けた鶏をしめて野菜と煮込んで食べていたのが始まりだそうです。江戸時代の日本ではまだ肉を食べる習慣がなかったのですが、この地域だけ、このような理由から例外的に食べていたそうです。今日のさつま汁には鶏肉の他、にんじん、だいこん、ごぼうなどの野菜がたっぷり入っています。

 

4月10日(水)

メキシカンライス 牛乳 ガーリックチキン コンソメスープ さくらゼリー

 今日から、令和6年度の給食が始まりました。今年も感謝の気持ちを込めて食べていきましょう。

 メキシカンライスは、スペインのパエリアにちょっと似ていますが、一味違います。メキシコ産のコーンやピーマンを加え、南米特有の調味料のチリソースを使って、ピリッと辛く、チョッピリ酸っぱくてスパイシーな味わいとなっています。

3月18日(月)から21日(木)までの給食

 

3月21日(木)

赤飯 牛乳 鶏の唐揚げ 小松菜のおひたし 豆腐とわかめのみそ汁 セレクトアイス

 今日は、今のクラスで食べる最後の給食です。最後の給食は、6年生の卒業と1年間みなさんが健康に過ごせたことのお祝いの気持ちを込めた「赤飯」です。赤飯は、「小豆」や「ささげ」という豆をたっぷりの水でゆでこぼし、豆だけでなくゆでたときの汁も利用して作ります。そのため、赤っぽい色がつきます。赤い色には、災いをさける力があると信じられており、赤飯は、日本では昔からお祝いの時に食べられている特別な料理です。

3月19日(火)

カレーライス 牛乳 春色フルーツポンチ

 春色フルーツポンチは、いつもの白い色の他にほんのりピンク色をしたお団子も使い、桃の花や桜の花を連想させる春らしさを表現しました。白玉は「白玉粉」と呼ばれるもち米を粉にしたもので作ったお団子です。寒さが厳しい冬にもち米を水洗いし、石臼で水を加えながらひいたものを乾燥させて作るので、別の名前で「寒晒し粉」と呼ばれます。白玉団子は、お餅と比べると粘り気もなく、口当たりはつるんとしていてのど越しの良さが特徴です。

 

3月18日(月)

食パン いちごジャム 牛乳 ほたてグラタン ボイルブロッコリー ベジタブルスープ

 今日のほたてグラタンは、北海道の豊かな自然環境の中で育ったおいしさたっぷりのほたてです。北海道のほたては、全国の水揚げ量の7割を占めています。2月に続き、無償提供していただいています。農林水産物等を消費することは、食を支える産業や地域経済の活性化、環境負荷の減少につながります。

3月11日(月)から15日(金)までの給食

 

3月15日(金)

コーンみそラーメン 牛乳 チーズ入りチヂミ いちご

 チヂミは、韓国の伝統的な料理です。主に小麦粉や米粉を使って、野菜や肉、シーフードを混ぜてうすく焼いたものです。日本のお好み焼きに似ていますが、ごま油の香りがあり、モチモチ感が強いのが特徴です。今日の給食のチヂミには、いか、にら、チーズが入っています。酢、しょうゆ、砂糖、ごま油で作ったタレも食欲がアップします。

 

3月14日(木)

キャロットピラフのホワイトソースかけ ミルクコーヒー こんにゃく入り海藻サラダ

 海藻と海草は、同じように思いますが、違いがあります。海藻とは海中にはえる藻類を指し、花は咲かず、胞子によって子孫を増やします。海草とは海中に生える顕花植物のことで、花を咲かせ種子を作って繁殖します。海藻は食物繊維や無機質が豊富に含まれていて、海水に溶け込んでいる海の栄養を吸収し、海に差し込む太陽の光エネルギーを使って、葉っぱに栄養を蓄えます。青のり、昆布、わかめ、ひじき、天草など、日本はいろいろな種類の海藻を食事に取り入れてきました。

 

3月13日(水)

黒パン 牛乳 春野菜のスパゲティ チキンナゲット フラワーサラダ

 春野菜のスパゲティには、春キャベツ、菜花、玉ねぎなど、春に旬を迎える野菜をたっぷり使いました。冬を乗り越え、生育した春野菜は、新しいパワーに満ちあふれ、ビタミンやミネラルをたっぷり含んでいるので、体の調子をととのえてくれます。フラワーサラダにも、ブロッコリーとカリフラワーと旬の野菜が使われています。

 

3月12日(火)

こうのとり伝説米ごはん 牛乳 鯵のすだち醤油焼き 肉じゃが かぶのみそ汁

 今日のあじは、すだちの果汁と醤油で漬け込んだものを焼きました。「すだち」はみかんの仲間で果汁や皮を薬味や風味づけに使うくだものです。名前の由来は、みかん類は別名「橘(たちばな)」と呼ばれていました。果汁を酢として使っていたことにちなんで、「酢の橘」から「酢橘(すたちばな」と名付けられ、一般的な呼び方「すだち」となりました。

 

3月11日(月)

ごはん 牛乳 春巻 うま塩キャベツ スンドゥブ

 スンドゥブの正式名は、「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは「豆腐」のことで、チゲは「鍋」という意味で、豆腐を使った鍋料理のことをいいます。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜をコチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープに、ごはんを入れて食べることもあります。豆腐は、体をつくってくれるたんぱく質や、骨を丈夫にするカルシウムがたくさん入っています。

3月4日(月)から8日(金)までの給食

 

3月8日(金)

卵とじうどん 牛乳 ちくわの磯辺揚げ しらぬい 

 「磯辺揚げ」とは、衣に海苔を使った揚げものにつける名前です。海苔を使った和えものは「磯辺和え」、海苔を使った焼きものは「磯辺焼き」、海苔を使っただいこんおろしは「磯辺おろし」などと言います。海苔が磯で採れるところからこの名前が付きました。今日のデザートの「しらぬい」は、1972年に長崎県で清見オレンジと中野3号ポンカンを交配して誕生したみかんの一種です。ジューシーさと、濃厚な甘みが特徴で、酸味はそれほど強くないので、柑橘系のなかでも食べやすい品種です。

 

3月7日(木)

ソイ丼 牛乳 塩こうじ鶏のスタミナスープ

 ソイ丼の「ソイ」とは、「大豆」のことです。からだを元気にするスーパーフードの大豆をたくさん食べてほしいという思いで考えた料理です。カレールウに砂糖やしょうゆ、みりんを加えているので、食べやすい味付けです。スープに入っている鶏肉は塩こうじに漬けています。肉や魚に塩こうじを加えると、うまみが凝縮し、香りが豊かになります。

 

3月6日(水)

ピザトースト 牛乳 コンソメスープ フルーツヨーグルト

 今日は6年2組の児童が家庭科の時間に考えた献立です。コンソメスープはポトフ風にし、野菜をたくさん入れました。彩りもキレイで、中央小の子どもたちも喜ぶメニューだと思い、選ばれました。フルーツヨーグルトでカルシウムとビタミンがとれます。6年生は他にも、素晴らしい献立をたくさん考えることができました。

 

3月5日(火)

ごはん 牛乳 ブリの照り焼き きんぴらごぼう 

じゃがいものみそ汁 いちご

 今日は6年1組の児童が家庭科の時間に考えた献立です。ブリに含まれる栄養素には、体を作るたんぱく質、エネルギーのもとになる脂質、骨や歯を作るカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなどがあります。また、脳を活性化させて記憶力を高めるDHA、EPAなどもあり、体を健康にしてくれます。

 

 

3月4日(月)

キムチチャーハン 牛乳 きびなごカリカリフライ ワンタンスープ

 きびなごとは、日本海で獲れる体長10㎝ほどの小型の魚です。きびなごの産地として特に知られるのが、鹿児島本土の西に位置する甑島(こしきしま)です。体には独特な帯状の縞模様があり、鹿児島県南部の方言で、帯のことを“きび”、小魚のことを“なご”と呼ぶことから、その見た目の特徴に合わせ「きびなご」と呼ばれるようになったといわれています。きびなごの栄養は、ビタミンDやカルシウムが豊富で、骨を強くしてくれます。さらにビタミンB12が血液を作ってくれるので、めまいや貧血予防に効果的です。

2月26日(月)から3月1日(金)までの給食

 

3月1日(金)

 ちらし寿司 牛乳 鰆の西京焼き すまし汁 さくらゼリー

 今日の給食は、ちらし寿司、鰆の西京焼き、すまし汁、桜ゼリーでひな祭りの献立です。ひな祭りは、もともとは災いなどを払うために、人形を海や川に流す行事として行われていました。現在では、女の子の健やかな成長を願う行事となりました。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、ひなあられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです。

2月29日(木)

ごはん 牛乳 厚焼き卵 ほうれん草ともやしのごま和え すき焼き風煮

 今日の「すき焼き風煮」には白菜がたっぷり入っています。白菜は甘味があり、くせのない淡泊な味はほかの材料と調和がよく、調理法も選びません。白菜の栄養は約95%が水分と決して栄養価が高いわけではありませんが、ビタミンC以外に鉄分、マグネシウム、カリウムを含んでいます。マグネシウムはカルシウムの吸収に必要な成分で、カリウムは塩分を体の外に排出する働きをします。ビタミンCやカリウムは、水に溶けやすい性質なので、汁ごと食べる今日の給食のような鍋料理は、効果的に摂取することができます。

 

2月28日(水)

食パン メープル&マーガリン 牛乳 チリコンカン イタリアンサラダ

 大豆は「畑のお肉」といわれています。それは肉や魚に負けないくらいの豊富なたんぱく質が含まれているからです。しかも、大豆のたんぱく質は、コレステロールを下げる、中性脂肪を下げる、体脂肪を下げるなど大豆特有の特徴をもっています。他に血液をつくるために必要な鉄分やビタミン類、ミネラルもたくさん含まれています。また、食物繊維も豊富に含まれているので、腸の運動を活発にし、便秘を防いでくれる働きもあります。今日の「チリコンカン」には、大豆がたっぷり入っています

2月27日(火)

カレー南蛮 牛乳 わかさぎフライ 花野菜のごましょうゆ和え

 南蛮は、「長ねぎ」の別の呼び名として使われていたこともあり、長ねぎを使った料理に南蛮が使わます。カレー南蛮は、カレーライスがまだまだ知られていない明治時代に誕生したそうです。庶民に親しまれている「そば」と「カレー」を合体できないかとそばに合うカレー粉を開発し、それを「かも南蛮」に入れたことが「カレー南蛮」のはじまりといわれています。カレー南蛮に使っているカレールウは、油と小麦粉にカレー粉を加えて作った給食室手作りの特製です。

 

2月26日(月)

ごはん 牛乳 ほっけの塩焼き 肉じゃが みぞれ汁

「ほっけ」は北海道が産地として有名です。日本海やオホーツク海に住んでいます。刺身や煮付け、塩焼きにして食べられています。昔、北海道でニシン漁が盛んだったころは、ほっけを食料として食べていませんでした。それどころかニシンの卵を食べてしまう海の悪者扱いをされていました。しかし、戦後の食糧難で食べものが不足したときに、ほっけの開きに塩をまぶした「塩ほっけ」が東北地方を中心に食べられるようになりました。これがきっかけとなり、ほっけがおいしい魚として認められるようになりました。現在では、冬になると脂がのっておいしい魚としてどこのお店にも並ぶようになりました。

2月19日(月)から22日(木)までの給食

 

2月22日(木)

クロックムッシュ 牛乳 ポトフ クリームヨーグルト

 ロックムッシュは、フランスで生まれた食べ物です。日本語に訳すと「カリッとした紳士」という意味になります。パンにハムとチーズを挟み、軽く焼いてベシャメルソースをかけた料理です。ハムとチーズの塩気とベシャメルソースのコクでおいしくいただけます。給食では、食パンの上にハム入りのホワイトソースをかけ、チーズをのせて焼きました。

 

2月21日(水)

キム玉丼 牛乳 春雨スープ

 キム玉丼は、白菜キムチと豚肉、ねぎ、にら、たまねぎ、にんじんを炒めたものを卵でとじて、マイルドな味わいに仕上げたどんぶりです。「キムチ」は、韓国語で漬物を意味する言葉「チムチェ」が変化して「キムチ」と呼ばれるようになったそうです。

 

2月20日(火)

タンメン 牛乳 じゃがチー揚げ いちご

 北海道でとれるじゃがいもの量は日本一です。じゃがいもが北海道にやってきたのは今から150年くらい前、涼しい気候でもよく育ったので北海道中で栽培されるようになりました。また、北海道の広い大地で元気に育つ牛からとれるおいしい牛乳も生産量日本一です。その牛乳からヨーグルトやバター、チーズなどたくさんの乳製品もつくられています。「じゃがチー揚げ」は、北海道の特産物のじゃがいもとチーズを使ってつくりました。

 

2月19日(月)

わかめ菜めし 牛乳 こまいフライ どさんこ汁 しらぬい

 「どさんこ汁」は北海道の郷土料理です。「どさんこ」とは、漢字で北海道の「道」、産まれるの「産」、子どもの「子」と書きます。もともとは北海道で産まれた馬のことをさしていました。今では北海道生まれの人のことも「道産子」というようになりました。つまり、北海道でできたり、うまれたものを「どさんこ」といいます。今日の味噌汁は、北海道の特産であるじゃがいもやたまねぎ、とうもろこし、バターが使われています。

2月13日(火)から16日(金)までの給食

 

2月16日(金)

ごはん 牛乳 赤魚の白醤油焼き 五目煮豆 肉団子汁

 五目煮豆に使っている大豆は、いろいろな姿に変えて食べられています。すりつぶしておからと豆乳になり、さらに豆腐や油揚げにもなります。しょうゆやみその原料にもなります。今月の給食では、大豆から作られた食品がたくさん給食に登場しています。献立を見て、ぜひ探してみてください。

 

2月15日(木)

メロンパン 牛乳 塩焼きそば たこ焼き 白菜と卵のとろみスープ

 今日のメロンパンは、1年生のリクエスト給食です。たこ焼きは、小麦粉の生地の中にタコと薬味を入れて、直径3cmから5cmほどの球体に焼き上げた大阪府で有名な郷土料理です。大阪は1年を通して穏やかな気候で、海の幸、山の幸に恵まれています。江戸時代には、全国各地から特産物や米が集まっていたため、「天下の台所」と呼ばれていました。たこ焼きは、今では大阪だけでなく、お祭りや花火大会などには欠かせない屋台の料理でもあります。

 

2月14日(水)

ひじきご飯 牛乳 鶏の唐揚げ 石狩汁

 卵を産むために、北海道の石狩川という川を上ってくる鮭と、季節の野菜を入れてみそで味付けした汁物です。同じ鮭でも、塩漬けにして野菜とともに煮こみ、その塩分だけで味を付ける三平汁というのもあります。みそ味と塩味の違いがありますが、どちらも鮭を使った北海道の郷土料理です。

 

2月13日(火)

ハヤシライス 牛乳 わかめサラダ 手作りチョコケーキ

 明日のバレンタインデーにちなんで、手作りチョコケーキが給食に登場しました。小麦粉、ベーキングパウダー、チョコレート、卵、牛乳、グラニュー糖、バター、チョコチップでケーキの生地を作り、鉄板に流して、オーブンで焼いています。焼きあがった後に切り分けて、粉砂糖をふってできあがりです。

2月5日(月)から9日(金)までの給食

 

2月9日(金)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 いわしのかば焼き 卯の花炒め みそけんちん汁

 いわしはニシンの仲間の魚で、群れをつくって回遊するのでまとめて捕まえることができ、昔から庶民の味として親しまれ、日本各地の郷土料理にもよく登場する魚です。いわしの脂には血液をサラサラにしたり、頭の働きを活発にするEPAやDHAがとても多く含まれています。「卯の花」とは豆腐を作る際に出る大豆の搾りかすである「おから」の別名です。おからがウヅキの花に似ているからこの名前が付いたそうです。

 

2月8日(木)

さやまっ茶揚げパン 牛乳 ほたてとじゃがいものクリーム煮 フラワーサラダ

 今日の揚げパンは、1年生のリクエスト給食です。お茶の葉をすりつぶした抹茶を使いました。抹茶は茶葉を食べるので、食物繊維が多く、おなかの掃除をしてくれます。またビタミンCも多く、疲れをとったり、ばい菌から体を守ってくれます。リラックス効果があったり、アレルギーを防いだり、風邪やインフルエンザを防いだりするまるで薬のような働きを持っています。

 ほたてとじゃがいものクリーム煮に入っている「ほたて」は、北海道からプレゼントしていただいたものです。

 

2月7日(水)

焼肉チャーハン 牛乳 焼き餃子 五目スープ いよかんゼリー 

 今日の焼肉チャーハンには豚肉を使っています。豚肉に多く含まれているビタミンB1は、疲労回復によいので、疲れた時に豚肉を食べると元気が出ます。そして、チャーハンに入っているにんにくやねぎには、香りの成分「アリシン」が多く含まれています。アリシンはビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。

  

2月6日(火)

鶏ねぎゆず塩うどん 牛乳 青菜炒め りんごのマフィン

 ゆずは香りが特徴的な果実です。果実の中では珍しく、皮を使って調理をします。ゆずの皮は,デコボコしていて厚く,汁の4倍もビタミンCを含んでいます。よい香りなので、料理に使われているほか,ゆずこしょうやゆずみそなど,加工品にも使われています。

 

 

2月5日(月)

黒パン 牛乳 ホキのパン粉焼き コーンポテト
 ミネステ麦麦リゾット

 ホキとは海にいる120cmほどになるタラの仲間の魚です。オーストラリアやニュージーランドなど南半球の水深700メートルあたりに多く生息しています。ホキは白身魚として扱われ、そのままスーパーなどで売られていることは少ないですが、白身魚フライ、フィッシュバーガー、ちくわの材料などとして知らずらず知らずのうちにみなさんもよく食べていると思います。

1月29日(月)から2月2日(金)の給食


 

2月2日(金)

ターメリックライス 牛乳 バターチキンカレー フルーツポンチ

 「ムルグマッカーニー」がインドでのバターチキンカレーのメニュー名です。ムルグが鶏肉、マッカーニーはバターを使ったという意味です。インドのカレーは、スパイスがいろいろ入った肉や野菜のおかずのことを指します。今日は、クミンやコリアンダー、ガラムマサラ、パプリカ粉など本格的なスパイスも使いました。そして、バターでまろやかに、鶏肉はほろほろの食感に仕上げました。

 

2月1日(木)

手巻き寿司 牛乳 呉汁

 明後日、2月3日は節分です。節分の日には、「鬼は外、福は内」といいながら、豆をまき、年の数だけ豆を食べて厄を払うという日本独特の習慣があります。この習慣は、たんぱく質を大豆より補給する意味もあったそうです。そこで、今日の給食は、すりつぶした大豆をたっぷり使った呉汁です。そして、関西の節分の風習である恵方巻を取り入れた手巻き寿司です。

 

1月31日(水)

ごはん 牛乳 静岡おでん メンチカツ キャベツの浅漬け 

 静岡おでんは、牛すじ、黒はんぺん、練り物、大根、卵などの具材を全て串に刺し、特徴的な色の黒いだし汁で煮込み、青のりやだし粉をかけて食べられている郷土料理です。駿河湾で水揚げされる新鮮な魚介類を利用して、黒はんぺんなどの魚のすり身を使った練り製品がおでんの具に使われています。

 

1月30日(火)

小松菜豚みそ丼 牛乳 のっぺい汁

 間もなく立春ですが、まだまだ寒い日が続きます。のっぺい汁は、里芋が主役の汁物で、その土地でとれる野菜と肉類を入れてお祭りやお正月などの行事のときによく作られている汁物です。「のっぺ」という言葉は、「とろみのある」という意味で、里芋が煮崩れて自然にとろみがつき、汁が粘ってもちのようにねっとりとします。とろみがついている分冷めにくいので、寒い冬に温まる料理です。

 

1月29日(月)

コッペパン いちごジャム 牛乳 くじらのケチャップソース すいとん

  今日の給食は、昭和時代を再現しました。日本では縄文時代からくじらが食べられていたそうです。江戸時代にくじら漁がはじまり、たくさん獲れるようになり、全国に広まりました。昭和20年代から50年代まで食べられていましたが、国際的な取り決めにより、獲る量が決められ、食べられる機会は減り、貴重なものとなりました。すいとんは、小麦粉の団子を実とした汁です。主食とおかずを兼ねた料理として、関東大震災や第二次世界大戦後の食料が少ない時代に全国に広まりました。

1月22日(月)から26日(金)までの給食

 

1月26日(金)

しょうゆラーメン 牛乳 手作りしゅうまい わかめサラダ

 今日は校内音楽会のため、いつもより早い時間の給食となりました。今日のしゅうまいは、給食室の手作りです。そのため、いつもより早く調理員さんが作業を始めました。いつもより大きなしゅうまいです。美味しい給食をしっかり食べて、午後の音楽会、がんばりましょう。

 

1月25日(木)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 鮭の塩焼き 
きんぴらごぼう キャベツのみそ汁 味付けのり

 日本で最初の給食は、明治22年(1889年)、今から134年前山形県の小学校で作られました。学校に昼食を持ってくることができない子どもたちのために、おにぎりと焼き魚、漬物を用意したことが始まりと言われています。昔は米も貴重なもので、味噌汁もほとんど実のないものでした。今日の献立は、日本で最初に給食が始まった頃のメニューを再現しました。

 1月 24日から1月30日までは    「全国学校給食週間」です。

1月24日(水)

コーンピラフ 牛乳 オムレツ 長ねぎのクリームスープ とうにゅうパンナコッタ

 長ねぎには殺菌、発汗、解熱などの効果があります。かぜをひきやすくなる季節におすすめの食べ物です。炒め物でたくさん食べたり、刻んで薬味に使ったりといろいろ出番がありますが、煮ると甘くとろりとした口当たりになります。

 

 

1月23日(火)

黒パン 牛乳 チーズオンハンバーグ 粉吹きいも ファイバースープ

 食物繊維のことを英語で、ファイバーといいます。ファイバースープとは食物繊維が豊富な大麦を使ったスープなので、この名前がつきました。押しつぶして米粒の大きさにそろえた大麦が、スープに入っています。

 

1月22日(月)

カレーライス 牛乳 フルーツポンチ

 カレー粉は、ターメリック、クミン、コリアンダー、カルダモン、チリーペッパーなどさまざまなスパイスやハーブを混ぜ合わせ、焙煎、熟成を経てできるミックススパイスのことをいいます。スパイスやハーブは、全部が辛いわけではなく、香り、辛味、色、苦味、うま味などいろいろな特徴をもっています。日本で市販されているカレー粉には、20~30種類のスパイスやハーブが使われています。ですから、カレー粉を作っているメーカーによって味や香り、辛味に違いがあります。

1月15日(月)から19日(金)までの給食

 

1月19日(金)

ごはん 牛乳 厚揚げとねぎのみそ炒め レンフォアタン チーズ

 レンファータンは「連花湯」と書きます。具だくさんの中華風かき玉スープです。お湯の中で、卵が花のように連なって見えることから、このような名前がつきました。レンフォアタンは鶏肉、にんじん、ねぎ、卵、クリームコーン、春雨、ほうれん草などが入っていて栄養満点です。

 

1月18日(木)

はちみつパン 牛乳 チキンのこんがり焼き ボイルブロッコリー ミネストローネ

 チキンのこんがり焼きは、コーンフレークをパン粉やチーズなどといっしょに衣として鶏肉を包み、焼き上げました。コーンフレークには、エネルギーになる炭水化物がたくさん含まれています。コーンフレークは欧米では朝食の定番メニューになっています。また、原料がトウモロコシであるため、食物繊維も多く含まれています。

 

1月17日(水)

小松菜ごはん 牛乳 わかさぎの竜田揚げ 呉汁  
みかん

 小松菜は、野菜の中でもカルシウムがとても多く含まれています。また、ビタミンA,ビタミンCなど体調を整える栄養もたくさん含まれています。小松菜はアブラナの仲間の植物で、別名「冬菜」「鶯菜」とも呼ばれています。江戸時代に、冬に鷹狩りに来た将軍が、村人にごちそうになったすまし汁に入っていた冬菜を気に入り、その村の名前の「小松川」にちなんで「小松菜」と名付けたそうです

 

1月16日(火)

鴻巣ねぎ旨うどん 牛乳 大根と水菜のサラダ おにまん

 今日のうどんは、鴻巣産のおいしいねぎをたくさん使ってねぎ旨うどんです。鴻巣で作られるねぎは白い部分が長く、炒めるととても甘くなります。

 おにまんは、角切りにしたさつまいもを、まんじゅうの生地に混ぜて蒸してつくられています。主に愛知県などの東海地方の郷土料理にもなっています。

 

1月15日(月)

プルコギトッパプ 牛乳 チンゲン菜とあさりのスープ

 プルコギは、韓国の代表的な肉料理のひとつです。韓国語でプルは「火」、コギは「肉」という意味です。コチュジャンの入った甘口だれに薄切り肉を漬け込み、野菜などと一緒に炒めます。コチュジャンは、日本では唐辛子みそとも呼ばれ、韓国料理には欠かせない調味料の一つです。またプルコギトッパプの「トッパプ」には、ごはんの上にのせるという意味があります。

1月11日(水)、12日(金)の給食

 

1月12日(金)

ココア揚げパン 牛乳 さつまいものシチュー フラワーサラダ

 今日は2年生のリクエスト給食、ココア揚げパンです。ココアにはポリフェノールが入っていて、リラックス効果、血行促進、冷え性改善などの効果があると言われています。そして、かぜをひきにくくするビタミンCや、おなかのそうじをする食物せんいが多く含まれているさつまいものシチューで、寒さに負けない元気な体をつくりましょう。

1月11日(木)

黒豆ごはん 牛乳 ぶりの照焼き 雑煮 

 今日1月11日は「鏡開き」の日です。お正月にお供えした鏡もちを手や木づちで割って、おしるこや雑煮に入れて食べます。正月に「切る、割る」といった言葉が縁起が悪いということで、包丁を使わずに「開く」といいます。雑煮は室町時代からお正月の祝いの膳として食べる習慣があります。給食の雑煮は、おもちではなく白玉を使って、埼玉県でよく食べられている醤油味で小松菜や里芋が入っています。

12月18日(月)、19日(火)の給食

 

12月19日(火)

キャロットピラフ 牛乳 照り焼きチキン 白菜のシチュー ショコラケーキまたは苺ゼリー

 2学期最後の給食は、セレクトデザートです!自分が選んだデザートを味わいましょう。そして、今日はクリスマス献立です。クリスマスは、いろいろと説がありますが、キリスト教を始めたイエス・キリストの誕生日を祝う日だと言われています。そのため、ケーキを食べるという風習が生まれました。

 

12月18日(月)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 鯵の幽庵焼き かぼちゃのそぼろ煮 みぞれ汁

 12月22日は「冬至」です。今日の給食は、冬至献立です。冬至の日には、健康を祈って栄養価の高いかぼちゃを食べたり、寿命が長く病気に強いゆずにあやかろうと、ゆず湯に入ったりする習慣があります。これにちなんで、鯵の幽庵焼きには、ゆずの果汁を使いました。冬至にかぼちゃを食べると「病気にかからない」「かぜにかかりにくくなる」などのいい伝えがあります。元気に過ごせるようにという願いを込めて食べます。

12月11日(月)から15日(金)までの給食

 

12月15日(金)

ホット中華麺 牛乳 広東麺 焼き餃子 水菜と切り干し大根のサラダ

 水菜は京菜とも呼ばれ、京野菜として知られています。しかし、生産量が日本一なのは茨城県です。茨城県でとれる水菜は、株が小さいうちに収穫するため、やわらかいのが特徴です。白いすらりとした茎で、味のクセがほとんどなく、鍋やサラダなどいろいろな料理に使われます。かぜ予防に役立つカロテンやビタミンC、貧血予防に効果的な鉄などの栄養素を、豊富に含んでいます。

 

12月14日(木)

ごはん 牛乳 カレイのレモン風味 大豆の磯煮 豆腐のみそ汁

 ひじきはには、健康で長生きするために必要な栄養がたっぷり含まれています。骨や歯をつくるカルシウム、血液をつくる鉄分、腸の働きを助ける食物繊維などが非常に多く含まれています。油揚げや鶏肉などと炊き合わせるとおいしくなります。今日は、ひじき、大豆、油揚げ、にんじん、鶏肉、ごぼう、こんにゃくをしょうゆ、砂糖、みりんなどで煮た大豆の磯煮です。

 

12月13日(水)

黒パン 牛乳 手作りハンバーグ ボイルブロッコリー コーンスープ

 今日のハンバーグは給食室の手作りです。作り方は、まず、みじん切りにした玉ねぎを油で炒めてあら熱を取ります。ひき肉とパン粉、牛乳、たまごを混ぜてあら熱をとった玉ねぎを加え、よくこねます。よくこねたお肉を丸めて小判型にします。鉄板に並べ、オーブンで焼いて、ソースをかけて出来上がりです。家で作るハンバーグと作り方は同じですが、給食では全校分を作るので、大変な作業です。

 

12月12日(火)

カレーライス 牛乳 フルーツナタデココ

 ナタデココは、スペイン語でココナッツのクリームという意味です。その名の通り、昔はココナッツで作られたクリーム状の食べ物を、ナタデココと呼んでいました。コリコリした食感のナタデココが作られるようになったのは、50年ぐらい前からです。ナタデココは食物繊維が豊富で、腹持ちが良く、お腹の調子を整えてくれます。

  

12月11日(月)

鶏ごぼうごはん 牛乳 きびなごフライ いものこ汁 りんご

 「いものこ汁」は、岩手県や秋田県の郷土料理として知られ、東北地方を中心に各地で食べられています。秋に旬を迎える里芋、にんじん、ごぼう、きのこ、こんにゃく、豆腐、鶏肉などをひと口大の大きさに切って、煮込んだ汁物です。たくさんの食材が使われているので、一杯でたんぱく質やビタミン類、食物繊維などいろいろな栄養を摂ることができます。

12月4日(月)から8日(金)までの給食

 

12月8日(金)

地粉うどん 牛乳 五目うどん 大学芋 野菜炒め

 大学芋は、大正から昭和時代にかけて東京の大学生に人気があり、好んで食べられていたことから「大学芋」という名前がついたそうです。さつまいもは、エネルギーのもとになる食べ物の仲間で、おなかの調子を整える食物繊維のほかに、かぜの予防や回復によいビタミンCもたくさん含まれています。甘くておいしいさつまいもは、ふかし芋や焼きいものように、蒸したり、焼いたりすることで、さらに甘味が増します。

 

12月7日(木)

油麩丼 牛乳 きゅうりの漬物 豚汁

 「油麩丼」は宮城県の郷土料理で、カツ丼や親子丼の肉が食べられないお客さんのために、肉の代わりに油麩を入れて作ったのが始まりと言われています。油麩はフランスパンのような形をしていて、宮城県に昔から伝わる食材です。「油麩」は、麩を油で揚げて作られています。

 

12月6日(水)

きなこ揚げパン 牛乳 ボルシチ フラワーサラダ

 ボルシチは、ウクライナやロシアなど代表的な料理です。肉と野菜を長時間煮込んだスープで、「ビーツ」という野菜が入っているのが特徴です。ビーツは、鮮やかな赤紫色をしていて、砂糖の原料になる「テンサイ」の仲間です。ミネラルとビタミンがとても豊富な野菜です。寒くなってきたので、温かいスープはとてもおいしいです。

 12月5日(火)

ごはん 牛乳 すき焼き風煮 厚焼きたまご ほうれん草のごま和え

 すき焼きは、寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代末期に誕生しました。農機具の鋤(すき)を使って、カモ肉や鶏肉を焼いた「鋤焼き」があり、これがルーツと言われています。今日のすき焼き風煮は冬野菜として、ねぎがたくさん使われています。

 

 12月4日(月)

キムチチャーハン 牛乳 わかさぎフライ トックスープ みかん

 今日は韓国の食材を使った献立です。キムチは、白菜などの野菜、塩、唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主な材料とする朝鮮半島の代表的な漬物です。トックはおもちのような食感をしていますが、「もち米」ではなく「うるち米」を使って作られています。うるち米を使うことで、歯切れがよく、煮込み料理や鍋料理に加えても、煮崩れしないことが特徴です。韓国語で「ト」はおもち、「ク」は汁物という意味があります。

 

11月27日(月)から12月1日(金)までの給食

 

12月1日(金)

コッペパンスライス 牛乳 スパゲティナポリタン チキンナゲット コールスローサラダ

 トマトで味付けした料理は、元々フランス料理で「ナポリ風」と付けるのが一般的でした。 トマトソースのスパゲッティは、「スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ」と呼ばれました。 その「ナポリテーヌ」が日本に伝わり、「ナポリタン」と呼ばれるようになったようです。今日の給食のナポリタンは、野菜や豚肉などの具材をたっぷりのトマトソースで味付けしています。

 

 

11月30日(木)

ごはん 牛乳 カレイの竜田揚げ 五目きんぴら じゃがいものみそ汁

 今日の「五目きんぴら」は、ごぼう、にんじん、れんこん、こんにゃく、さつま揚げを油で炒め、砂糖、しょうゆ、酒で味付けし、仕上げに唐辛子で辛味をつけ、作りました。

 かみごたえのある「五目きんぴら」を食べて、歯やあごを強くきたえましょう。

 

11月29日(水)

はちみつパン 牛乳 ハンバーグのケチャップソースかけ コーンポテト ファイバースープ

 食物繊維のことを英語で「ファイバー」と言います。今日のスープには、大麦を米粒と同じくらいの大きさ、形に加工したものがたくさん入っています。大麦は、食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維は、おなかの掃除をしてくれる働きがあります。

 

11月28日(火)

ホット中華麺 牛乳 野菜ラーメン ゼリーフライ 小魚アーモンド

 ゼリーフライは、鴻巣市の隣の行田市の郷土料理です。じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げたものです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれで、衣のついていないコロッケといった感じです。今日は、調理員さんが一つ一つ丁寧に作ってくれました。

 

11月27日(月)

チキンライスのホワイトソースかけ 牛乳 フレンチサラダ みかんゼリー

 チキンライスは、イギリスから日本に伝わった料理が変化した日本独自の料理です。明治時代に伝わった当時のチキンライスは、ケチャップではなくサフランを使って作られた鮮やかな色のピラフのようなご飯でした。サフランは高級で手に入りにくいこともあり、やがてトマトで鮮やかな色をつけて作られるようになりました。大正時代ごろに入ると、トマトの代わりにケチャップを使ったチキンライスが作られるようになりました。

11月20日(月)から24日(金)までの給食

 

11月24日(金)

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 彩の国納豆 笹かまぼこ 切り昆布の煮物 豚汁

 給食では、皆さんが毎日健康に過ごせるように、豆や野菜、魚が使われています。今日は和食のメニューですが、和食のよいところは、動物性脂質が少なく、うま味を大切にすることで塩分やカロリーのコントロールがされ、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。 主食や主菜、副菜を交互に、口の中で調和させながら食べる(口中調味)のは和食独特の食べ方です。

 

11月22日(水)

黒パン 牛乳 鶏肉とカシューナッツの炒めもの
ワンタンスープ

 カシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子をととのえたりする働きがあります。また、若返りのビタミンと言われているビタミンEも含まれています。

 

11月21日(火)

かて飯 牛乳 厚焼き卵 つみっこ

 つみっこは、本庄市の郷土料理です。いわゆる「すいとん」と同じですが、「つみっこ」という名前は、この地方の方言の「つみとる」から来ていて、練った小麦粉をちぎって入れて地元でとれた野菜といっしょに煮て作ります。かて飯は、秩父市の郷土料理です。混ぜ合わせるという意味の「かてる」が語源です。昔、お米が貴重だった時代に、季節の野菜やきのこ、里芋の茎を乾かして作ったずいきなどの「糧」を混ぜて、量を増やして食べたことからこの名前がついたそうです。

 

11月20日(月)

ごはん きのこカレー 牛乳 フルーツヨーグルト

 カレーには様座な食材を入れることができます。今日のカレーには、しめじ、エリンギ、たもぎ茸が入っています。日本は世界で一番きのこの種類が多く、一年中食べられます。その中で秋が一番おいしくなります。たもぎ茸は、黄色いきのこで、主に、北海道から東北地方で栽培されています。他のきのこより、たんぱく質、鉄分、ビタミンB群が多いので、栄養価は高いです。