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2024年12月の記事一覧

12月16日(月)から19日(木)までの給食

 

12月19日(木)

ツナとコーンのピラフ 牛乳 フライドチキン アルファベットスープ クリスマスセレクトデザート(米粉チョコケーキ、米粉いちごケーキ、いちごゼリー)

 クリスマスに鶏肉を食べるのは、日本ではおなじみの光景になっています。クリスマスの習慣は外国から伝えられましたが、もともとは焼いた七面鳥を食べるのがクリスマスのごちそうです。日本では七面鳥がなかなか手に入りにくいため、代わりに鶏肉が使われるようになりました。焼いたり、フライにしたり、いろいろな形で鶏肉料理がクリスマスに登場しています。

 

12月18日(水)

ごはん 牛乳 焼き餃子 春雨サラダ スンドゥブ

 スンドゥブの正式名は、「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは「豆腐」のことで、チゲは「鍋」という意味で、豆腐を使った鍋料理のことをいいます。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜をコチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べることもあります。

 

12月17日(火)

鴻巣ねぎのゆず塩うどん 牛乳 冬至のかき揚げ 大根と水菜のサラダ

 今年の冬至は今度の土曜日の12月21日です。冬至は、1年で一番昼の時間が短く、夜が長い日です。この日に「ん」が2つつく食べ物を食べると、運気が上がるとされています。今日の給食は「ん」が2つつく食べ物を使った冬至メニューです。また、冬至の日には古くからゆず湯に入る習慣もあります。ゆずの香りは、悪い気を払うとされているそうです。鴻巣のねぎを使ったゆず塩うどんとしました。

 

12月16日(月)

ツイストパン 牛乳 手作りハンバーグ ボイルブロッコリー 白いんげん豆のクリームスープ 

 今日のハンバーグは、給食室調理員さんの手作りです。作り方は、まずみじん切りにした玉ねぎを油で炒めてあら熱を取ります。ひき肉とパン粉、牛乳、たまごを混ぜてあら熱をとった玉ねぎを加え、よくこねます。よくこねたお肉を丸めて小判型にします。鉄板に並べ、オーブンで焼いて、ソースをかけてできあがりです。家で作るハンバーグと作り方は同じですが、給食では全校分を作るので、大変な作業です。

12月9日(月)から13日(金)までの給食

 

12月13日(金)

油麩丼 牛乳 きゅうりの漬物 豚汁

 油麩丼は宮城県の郷土料理で、カツ丼や親子丼の肉が食べられないお客さんのために、肉の代わりに油麩を入れて作ったのが始まりと言われています。「麩」は、小麦粉を練ると生まれる「グルテン」というたんぱく質に小麦粉を加えて作られています。一般的に麩は焼いて作られますが、今日の給食では、油で揚げた油麩を使っています。

 

12月12日(木)

中華風青菜ご飯 牛乳 いわしのカリカリフライ 
トックスープ みかん

 トックは韓国の生まれの食材です。おもちのような食感をしていますが、日本のお餅とは少し違いがあります。日本のお餅は「もち米」という少しもちっとした食感のお米を使いますが、韓国のトックは、日本でごはんとして食べている「うるち米」を使って作られています。うるち米を使うことで、歯切れがよく煮込み料理や鍋料理に加えても、煮崩れしないことが特徴です。韓国語で「ト」はおもち、「ク」は汁物という意味があります。

 

12月11日(水)

黒パン 牛乳 スパゲティボロネーゼ チキンナゲット ツナサラダ

 ボロネーゼは、イタリアの都市ボローニャの料理です。シンプルな料理だったパスタに、フランスの煮込み料理のラグーを合わせてつくったものが始まりと言われています。本場イタリアでは、ボロネーゼには平べったいタリアテッレというパスタが使われています。今日の給食は、ひき肉と玉ねぎ、にんじん、にんにくなどの野菜とワインやケチャップ、チーズなどを加えてじっくり煮込んだトマトソースに、スパゲティをあわせました。

12月10日(火)

ごはん 牛乳 さばの甘みそ焼き ほうれん草ともやしのお浸し 肉じゃが

 「肉じゃが」は、肉、じゃがいも、にんじんなどを砂糖、しょうゆなどで甘辛く煮つけたものです。地域によって使用する肉は牛肉、豚肉、鶏肉とさまざまですが、関西では牛肉、関東では豚肉が定着しています。豚肉の特徴は、ビタミンB1という栄養が多く、牛肉や鶏肉の10倍くらいの量が含まれています。ビタミンB1は、ごはんやじゃがいもなどに多く含まれている炭水化物の消化を助ける働きをします。豚肉とじゃがいもの組み合わせは、栄養的にもぴったりな組み合わせです。

 

12月9日(月)

茶飯 牛乳 だし巻き卵 おでん りんご

 おでんは、江戸時代豆腐を串にさして焼いたものに味噌をつけて食べる「みそ田楽」として庶民に親しまれていました。その後、こんにゃくに味噌をつけて食べるこんにゃくの田楽が登場し、ナス・里いも・魚と増えていきました。そして、明治になって汁気の多い「おでん」に進化していったそうです。昭和初期から昭和20年代後半までは、おでんは、屋台・おでん専門店・駄菓子屋などで食べるものでしたが、戦後、練り製品も惣菜や素材として市場などで販売され、「汁の素」のような商品が発売されたことで家庭でも簡単にできるようになりました。

12月2日(月)から6日(金)までの給食

 

 

12月6日(金)

ごはん ひじきのり 牛乳 揚げ出し豆腐 ポテトきんぴら かき玉汁

 「揚げだし豆腐」とは、豆腐に片栗粉や小麦粉を薄くつけて揚げ、だし汁や醤油であじつけしたつゆをかけた料理です。だいこんおろしや、おろししょうがを添えてある場合もあります。この料理の名前の由来は、江戸時代から第二次世界大戦前まで東京都台東区にあった老舗料理屋の「揚出し」という店名からとったともいわれています。この店では、朝早くから豆腐を揚げた料理を出していたそうです。

 

12月5日(木)

きなこ揚げパン 牛乳 クラムチャウダー フラワーサラダ

 クラムチャウダーは、アメリカで親しまれている具材がたっぷり入ったスープのことです。 クラムチャウダーの「クラム」は英語で二枚貝を意味しており、「チャウダー」は貝や魚肉、鶏肉を中心としてベーコン、じゃがいも、玉ねぎといった野菜を煮込んだスープを指します。今日のスープには、ひばり学級が育てたさつまいもが入っています。

※都合により、キャラメル揚げパンからきなこ揚げパンに変更となりました。

 

12月4日(水)

ほたてのバター醤油ご飯 牛乳 めばるフライ せんべい汁 みかん

 今日の献立は、青森県にちなんだ献立です。江戸時代、飢饉や凶作により満足にお米を食べることができなかった時に、「麦」を主食とする文化が発達しました。やがて、麦でせんべいがつくられるようになり、そのまま食べるだけでなく、山で獲れた鶏や季節の野菜などを煮込んだ汁物に、せんべいをちぎって入れるようになり、せんべい汁が生まれたそうです。

 

12月3日(火)

広東麺 牛乳 もやしときゅうりのナムル アップルケーキ

 今日は旬のりんごをたっぷり使って給食室でケーキを作りました。りんごは世界中で親しまれ、古代から大切にされてきた果物です。「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という西洋のことわざがあります。カリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンCなど豊富に含み、栄養価が高い果物です。

 

12月2日(月)

カレーライス 牛乳 蒟蒻入り海藻サラダ チーズ

 今日のサラダには6種類の海藻が入っています。日本は海に囲まれた島国であったため、大昔から海藻が食べられてきました。わかめ、昆布、のり、もずく、ひじき、天草など日本ではいろいろな種類の海藻を食事に取り入れてきました。そのまま食べるだけでなく、だしをとったり、煮出して食材を固めたりして食べていました。また、薬や肥料などにもしていました。海藻には、骨や歯の元となるカルシウム、血液を通して体中に酸素を運ぶ鉄分、おなかの掃除をしてくれる食物せんい、余分な塩分を体から出してくれる働きのあるカリウムなどの栄養が含まれています。