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10月15日(火)から18日(金)までの給食

 

10月18日(金)

小松菜豚みそ丼 牛乳  のっぺい汁

 のっぺい汁は、新潟県の郷土料理として知られていますが、実は、全国各地に伝わる郷土料理です。奈良県、島根県、熊本県などでも作られていて、その土地でとれる野菜と肉類を入れてお祭りやお正月などの行事のときによく作られている汁物です。地方により、のっぺい、のっぺり、おのっぺ汁、ぬっぺ、ぬっぺい、ぬっぺい汁などの名称があります。

 

令和6年10月17日(木)

ツイストパン 牛乳 焼きうどん たこメンチ わかめサラダ

 焼きうどんは、日本の料理で、焼きそばと同様にうどんを肉や野菜などの具材とともに炒め、調味料で味付けしたものです。焼きうどんの元祖を名乗る店は複数あり、その発祥については諸説あります。その一つに、終戦直後、福岡県北九州市小倉にある「だるま堂」の店主が、焼きそば用のめんがなかったため、代わりに干しうどんを茹でて使用したのが始まりという説があります。給食の焼きうどんには、豚肉、キャベツ、たまねぎ、にんじん、なると、油揚げと、たっぷりの具材が入り、最後にかつお節を混ぜ込んでいます。

 

10月16日(水)

さつまいもおこわ 牛乳 きびなごカリカリフライ 粕汁 柿

 粕汁は兵庫県の郷土料理です。お酒を造るメーカーが多かった関西地方では、日本酒を作る過程でできる酒粕を、ぶりや鮭、にんじんやごぼうなどの根菜類と一緒に煮込んだ粕汁を冬場を中心によく食べられていました。野菜のうまみが出た汁に酒粕のとろっとした濃厚な味わい、甘味が感じられます。

 

10月15日(火)

担々麺 牛乳 お好み焼き りんご

 

戦前、駄菓子屋の「もんじゃ焼き」が人気になりました。それに対し、テイクアウトできる「どんどん焼き」が登場します。どんどん焼きに洋食文化であるウスターソースをぬったものが「一銭洋食」で、昭和初期に子供たちに大人気となりました。戦後空腹をいやす食べ物として、クローズアップされた食べ物が駄菓子屋の「一銭洋食」だったのです。戦後、肉類、魚介類、麺類などを混ぜることで「お好み焼き」となりました。