2024年12月の記事一覧
12月9日(月)から13日(金)までの給食
12月13日(金) 油麩丼 牛乳 きゅうりの漬物 豚汁 油麩丼は宮城県の郷土料理で、カツ丼や親子丼の肉が食べられないお客さんのために、肉の代わりに油麩を入れて作ったのが始まりと言われています。「麩」は、小麦粉を練ると生まれる「グルテン」というたんぱく質に小麦粉を加えて作られています。一般的に麩は焼いて作られますが、今日の給食では、油で揚げた油麩を使っています。 |
12月12日(木) 中華風青菜ご飯 牛乳 いわしのカリカリフライ トックは韓国の生まれの食材です。おもちのような食感をしていますが、日本のお餅とは少し違いがあります。日本のお餅は「もち米」という少しもちっとした食感のお米を使いますが、韓国のトックは、日本でごはんとして食べている「うるち米」を使って作られています。うるち米を使うことで、歯切れがよく煮込み料理や鍋料理に加えても、煮崩れしないことが特徴です。韓国語で「ト」はおもち、「ク」は汁物という意味があります。 |
12月11日(水) 黒パン 牛乳 スパゲティボロネーゼ チキンナゲット ツナサラダ ボロネーゼは、イタリアの都市ボローニャの料理です。シンプルな料理だったパスタに、フランスの煮込み料理のラグーを合わせてつくったものが始まりと言われています。本場イタリアでは、ボロネーゼには平べったいタリアテッレというパスタが使われています。今日の給食は、ひき肉と玉ねぎ、にんじん、にんにくなどの野菜とワインやケチャップ、チーズなどを加えてじっくり煮込んだトマトソースに、スパゲティをあわせました。 |
12月10日(火) ごはん 牛乳 さばの甘みそ焼き ほうれん草ともやしのお浸し 肉じゃが 「肉じゃが」は、肉、じゃがいも、にんじんなどを砂糖、しょうゆなどで甘辛く煮つけたものです。地域によって使用する肉は牛肉、豚肉、鶏肉とさまざまですが、関西では牛肉、関東では豚肉が定着しています。豚肉の特徴は、ビタミンB1という栄養が多く、牛肉や鶏肉の10倍くらいの量が含まれています。ビタミンB1は、ごはんやじゃがいもなどに多く含まれている炭水化物の消化を助ける働きをします。豚肉とじゃがいもの組み合わせは、栄養的にもぴったりな組み合わせです。 |
12月9日(月) 茶飯 牛乳 だし巻き卵 おでん りんご おでんは、江戸時代豆腐を串にさして焼いたものに味噌をつけて食べる「みそ田楽」として庶民に親しまれていました。その後、こんにゃくに味噌をつけて食べるこんにゃくの田楽が登場し、ナス・里いも・魚と増えていきました。そして、明治になって汁気の多い「おでん」に進化していったそうです。昭和初期から昭和20年代後半までは、おでんは、屋台・おでん専門店・駄菓子屋などで食べるものでしたが、戦後、練り製品も惣菜や素材として市場などで販売され、「汁の素」のような商品が発売されたことで家庭でも簡単にできるようになりました。 |