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2024年9月の記事一覧

9月24日(火)から26日(木)までの給食

 

9月26日(木)

わかめ菜めし 牛乳 ししゃもの竜田揚げ かき玉汁 巨峰

 ぶどうは、皮の色で黒、赤、緑と大きく3つの種類に分けられます。黒や赤には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンがたくさん含まれています。黒に代表されるのは、巨峰、ピオーネ、ナガノパープルなどです。赤に代表されるのは、デラウェアや甲斐路、ロザリオロッソなどです。緑に代表されるのは、シャインマスカットなどがあります。日本は、生で食べるぶどうの方がワインの原料にするぶどうの生産よりも多い世界でも珍しい国です。ですから、ぶどうの品種改良は、タネがなく、皮がなるべく薄く、皮ごとおいしく食べられるようにされてきました。

 

9月25日(水)

黒パン 牛乳 マカロニのヒリヒリ和え コーンサラダ 

 マカロニは、イタリア料理で使われるパスタのひとつです。パスタは、デュラムセモリナという種類の粘り気の強い小麦粉に、水、塩などを加えて作ります。今日のような土管の形をしているもののほかに貝殻、車輪、アルファベットなどいろいろな形があり、スパゲティもパスタのなかまです。

 

9月24日(火)

ごはん 牛乳 さばのカレーしょうゆ焼き 昆布豆 こしね汁

 「こしね汁」は、群馬県の郷土料理です。群馬県の名産品である「こんにゃく」「しいたけ」「ねぎ」それぞれの材料の頭文字をとったみそ汁なので、「こしね汁」と呼ばれています。3つの具材のほかに、地元でとれる野菜をふんだんに使用します。季節によって野菜を変えたり、夏と冬で味噌を変えたりして、味わいを楽しめるのも特徴の一つです。

9月17日(火)から20日(金)までの給食

 

9月20日(金)

食パン いちごジャム 牛乳 ムサカ ボイルブロッコリー コンソメスープ

 今日の給食の「ムサカ」は、ギリシャの代表的な家庭料理です。ナスとじゃがいも、ミートソースにたっぷりのべシャメルソースを重ね焼きにしたラザニアのようなものです。ギリシャはオリンピック発祥の地。そして、今年はオリンピックイヤー。今年のパリオリンピック、パラリンピックでは、日本の選手が大活躍しましたね。

 

9月19日(木)

ごはん 牛乳 さんまのかば焼き 小松菜ともやしのおひたし なめこのみそ汁

 さんまは、漢字で「秋刀魚」と書きます。秋によく獲れて、形が細長い刀のような形をしていることから秋刀魚となったようです。脳の働きをよくしたり、血液をさらさらにするDHAやEPAという脂肪が多く含まれています。また、骨や歯などをつくるカルシウムもたくさん入っています。江戸時代にたくさん獲れるようになり、よく食べられるようになりました。最近は、漁獲量の減少し、さんまの価格の急騰がニュースになっています。

 

 

9月18日(水)

コーンピラフ 牛乳 ガーリックチキン ミネストローネ

 今日のガーリックチキンは、すりおろしたにんにくと調味料で鶏肉に味をつけて、オーブンで焼きました。にんにくは、古代エジプト時代から食べられていたと言われるほど、古くからある食材です。エジプトのピラミッドを建築した労働者たちが、疲れをとるために食べていたと言われ、疲労回復に強い効果があります。にんにくは料理に少し入れるだけで、その料理を一層おいしくしてくれます。

 

9月17日(火)

秋なすうどん 牛乳 だし巻き卵 月見団子

 今日の給食は、みたらしのたれをからめた月見だんごを給食室でつくりました。今日は「十五夜 」です。十五夜の行事は、中国で始まり、日本へは千年くらい前の平安時代に伝わったと言われています。当時は宮廷の貴族の行事で、お月見の席では、月の詩や歌をつくり、雅楽を奏でたということです。一般的に「お月見」が広まったのは、江戸時代からです。お団子や枝豆 、里いも、くり、柿 、ススキなどをお供えして収穫に感謝するようになったのもこの頃からと言われ、お供えするものは地域によってちがいます。

9月9日(月)から13日(金)までの給食

 

 

9月13日(金)

ひじきごはん 牛乳 カレイのレモン風味 キャベツのみそ汁

 カレイは、日本の近くの海だけでもメイタガレイ、アカカレイ、石ガレイなど40種類以上います。北海道から九州まで広い地域に住んでいます。地方によって名前や味に違いがあり、旬もいろいろあります。今日の給食のカレイは「黄金カレイ」です。骨まで食べられるように調理したので、骨や歯を丈夫にするカルシウムをたくさんとることができます。揚げたカレイにしょうゆ、砂糖、レモン汁で作った甘酸っぱいタレをかけました。

 

9月12日(木)

子どもパン 牛乳 きのこクリームスパゲティ チキンナゲット フレンチサラダ

 今日のスパゲティは、「しめじ」と「えのきたけ」を使っています。きのこは、植物ではなく「菌類」という生き物です。菌類は世界で10万種類もあるそうですが、生体がわかっているのはごく一部です。日本は世界でいちばんきのこの種類が多いそうです。きのこは、一年中お店で買うことが出来ますが、本来、秋が旬の食べ物なので、今がいちばんおいしい季節です。栄養は、食物繊維が多く含まれています。便秘を予防するほか、カロリーも低いので安心してたくさん食べることができます。

 

9月11日(水)

キムタクご飯 牛乳 焼き餃子 レンフォアタン 冷凍みかん

 「キムタクご飯」は、キムチとたくあんの炊き込みご飯です。キムチは韓国で誕生しました。はじめのころのキムチは単純な野菜の塩漬けでした。それを意味する「沈菜」という言葉が変化して「キムチ」といわれるようになったといわれています。野菜を塩に漬けただけのキムチですが、香りの強い野菜や唐辛子、塩辛が徐々に加えられて作られるようになりました。

  

9月10日(火)

塩わかめうどん 牛乳 野菜炒め 和梨のマフィン

 梨には和梨と西洋梨などがあります。和梨は幸水、豊水、あきづき、新高など日本でよく食べられている梨です。西洋梨はラフランス、ルレクチェなどがあります。和梨は夏の初めから秋にかけて食べられますが、季節ごと食べられる品種が変わってきます。夏の初めは、さわやかな甘みのある幸水、夏の盛りには、水分豊富な豊水、秋になると水分が少なく大玉で保全性の高い新高があります。

 

9月9日(月)

カレーライス 牛乳 フルーツポンチ

 日本で初めて「カレー」という料理の名前を紹介したのは、福沢諭吉が1860年に書いた本で、「Curry コルリ」という表記が始まりであると言われています。カレーの具として普及しているジャガイモ・タマネギは、明治のはじめにはまだ珍しい「西洋野菜」でした。北海道を中心に徐々に生産が広がり、国産のカレー粉が登場したこともあいまって、大正時代にはカレーライスの原型が完成したようです。

9月3日(火)から6日(金)までの給食

 

9月6日(金)

プルコギトッパプ 牛乳 チンゲン菜とあさりのスープ

 「プルコギトッパプ」は韓国の家庭料理です。「プル」は「火」、「コギ」は「肉」、「トッ」は「覆う、かける」、「パプ」は「ごはん」という意味です。韓国料理にはキムチなど辛いものが多いですが、その辛さのもとになっているのは「唐辛子」です。今日のプルコギトッパプにも「コチュジャン」とよばれる韓国の唐辛子みそが使われています。

 

9月5日(木)

クロックムッシュ 牛乳 ラタトゥイユ ソーダーフロートゼリー

 今日の給食は、オリンピックとパラリンピック開催国「フランス」にちなんだ給食です。クロックムッシュは19世紀初めのパリで誕生しました。ハムとチーズをはさんだパンを焼き、ホワイトソースをかけて、パリのカフェで食べられているパンです。ラタトゥイユは、フランスの家庭料理で、夏野菜をたくさん使った料理です。トマトベースのソースになす、ズッキーニ、パプリカ、タマネギ、ニンニクなどの野菜を大きめに切って煮込みます。

 

9月4日(水)

ごはん 牛乳 ホキの南蛮漬け もやしとほうれん草のおひたし 鋳物汁

 鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。鋳物とは、ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの鋳物工場があります。豆腐を油で炒めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。

 

9月3日(火)

ナシゴレン 牛乳 フランクフルト フォーのスープ 梨

 「ナシゴレン」はインドネシアやマレーシアの焼き飯料理です。「ナシ」は「ごはん」、「ゴレン」は「揚げる」という意味です。実際には炒めて作るので、インドネシア版のチャーハンのようなものです。味も現地特有の調味料を使い、にんにくや唐辛子を使うこともあります。混ぜる具も鶏肉、牛肉、えびなどさまざまです。給食のナシゴレンは豚肉を使い、ケチャップ、豆板醤、オイスターソースなどで味をつけてあります。