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2024年1月の記事一覧

1月29日(月)から2月2日(金)の給食


 

2月2日(金)

ターメリックライス 牛乳 バターチキンカレー フルーツポンチ

 「ムルグマッカーニー」がインドでのバターチキンカレーのメニュー名です。ムルグが鶏肉、マッカーニーはバターを使ったという意味です。インドのカレーは、スパイスがいろいろ入った肉や野菜のおかずのことを指します。今日は、クミンやコリアンダー、ガラムマサラ、パプリカ粉など本格的なスパイスも使いました。そして、バターでまろやかに、鶏肉はほろほろの食感に仕上げました。

 

2月1日(木)

手巻き寿司 牛乳 呉汁

 明後日、2月3日は節分です。節分の日には、「鬼は外、福は内」といいながら、豆をまき、年の数だけ豆を食べて厄を払うという日本独特の習慣があります。この習慣は、たんぱく質を大豆より補給する意味もあったそうです。そこで、今日の給食は、すりつぶした大豆をたっぷり使った呉汁です。そして、関西の節分の風習である恵方巻を取り入れた手巻き寿司です。

 

1月31日(水)

ごはん 牛乳 静岡おでん メンチカツ キャベツの浅漬け 

 静岡おでんは、牛すじ、黒はんぺん、練り物、大根、卵などの具材を全て串に刺し、特徴的な色の黒いだし汁で煮込み、青のりやだし粉をかけて食べられている郷土料理です。駿河湾で水揚げされる新鮮な魚介類を利用して、黒はんぺんなどの魚のすり身を使った練り製品がおでんの具に使われています。

 

1月30日(火)

小松菜豚みそ丼 牛乳 のっぺい汁

 間もなく立春ですが、まだまだ寒い日が続きます。のっぺい汁は、里芋が主役の汁物で、その土地でとれる野菜と肉類を入れてお祭りやお正月などの行事のときによく作られている汁物です。「のっぺ」という言葉は、「とろみのある」という意味で、里芋が煮崩れて自然にとろみがつき、汁が粘ってもちのようにねっとりとします。とろみがついている分冷めにくいので、寒い冬に温まる料理です。

 

1月29日(月)

コッペパン いちごジャム 牛乳 くじらのケチャップソース すいとん

  今日の給食は、昭和時代を再現しました。日本では縄文時代からくじらが食べられていたそうです。江戸時代にくじら漁がはじまり、たくさん獲れるようになり、全国に広まりました。昭和20年代から50年代まで食べられていましたが、国際的な取り決めにより、獲る量が決められ、食べられる機会は減り、貴重なものとなりました。すいとんは、小麦粉の団子を実とした汁です。主食とおかずを兼ねた料理として、関東大震災や第二次世界大戦後の食料が少ない時代に全国に広まりました。