能面を寄贈していただきました

市内にお住いの小澤幸次様から、4面の能面を寄贈いただきました。

小澤様は、20年以上能面を作られている方で、平成26年には鴻巣市市民活動センターで個展を開かれたこともあります。きっかけは、お仕事で訪れた新潟県の佐渡島で出会った10面の面に魅せられたことだそうです。

右3面は男、左1面は女の面で、男の面のそれぞれには、「歩(あゆみ)」「童(わらべ)」「運(はこぶ)」という名前が、小澤様の子供たちへの思いとともにつけられています。左の女の面は「乙御前(おとごぜん)」という名の面で、学校に寄贈する際に「男の面だけよりも、女の面もあった方が…。」と思い、この一月で作っていただいたものです。

面は水気をとても嫌うとのこと。水がつくと、表面の胡粉(ごふん)が取れてしまうので、手で直接さわらないようにしましょう。職員室前の廊下にいますので、時折、足を止めて、面の表情をゆっくり見てくださいね。

小澤様、ありがとうございました。