7/9 百人一首の暗唱がんばっています

1年生たちも「百人一首の暗唱」を頑張り始めました。

4級から1級までは自分の覚えられた数だけ(1首でもOK)で検定を受けられることとしています(新ルール)。けれども、初段からは、これまでどおり「10首覚えてからの検定」となるので、自分に合ったペースで徐々に覚える数を増やしていったほうがいいですね。

 

「名人まで行かないと、卒業できないって本当ですか?」ということを、今でも保護者や子供たちから時々聞きます。そんなことはありません。名人にならなくても卒業はできますし、また、「全員、必ず頑張りなさい!」という強制もしていません。強制するとやる意味が半減してしまうと思っています。

 ①物事の頑張り方を学ぶ 

 ②親近感を持って中学や高校での古文等の学習に取り組める

 ③古文に慣れ日本語の美しさに触れる

というねらいで続けています。

1年生たち、自分の前に来て「秋の田の……えーっと…なんだっけ?」という子も多くいました。自分がしっかりと覚えられているか確認できる力は、とても大切な学力です。どれくらいやれば自分は覚えられるのか知ること、また、自分なりに覚え方を工夫することなど、百人一首を暗記すること以上に大切な学びですね。

合格して去って行く時に「やったぁ!また、お母さんに褒めてもらえる!わーい。」と言いながら嬉しそうにしている子。御家庭の御協力をいただいていること、感謝申し上げます。