1/14 大人になりたいですか?

1月の全校朝会の校長講話で、子供たちに「大人になりたいですか?」という質問をしました。回答結果は次のようなものでした。

ほとんどの学年が「大人になりたい」「子供でいたい」が同数ぐらいでしたが、6年生は「子供でいたい」という児童が「大人になりたい」という児童の約3倍いました。これは、その学年の特徴なのか中学校に進む直前の学年だからか分かりませんが…。

 

 

子供たちが書いた校長講話の感想文には、次のような理由が多くみられました。

「大人になりたい」→自分の好きなものが買える。自分の思ったように行動できる。

自分の好きな仕事ができる。 等

「子供のままでいたい」→働くのが大変そう。大人は苦労が多そう。今が楽しくて仕方ないから。 等

また、「どんな大人になりたいか」ということについては、

・優しい人 ・自分の考えをしっかりもっている人 ・人や社会の役にたつ人

・けじめのある人 ・お金持ちな人 等

が多かったです。数人の女子は「お母さんみたいな大人になりたい」と書いてありました。「お母さんが読んだら、絶対に涙腺が緩むだろうなぁ…。」と思う内容でした。半面、「お父さんみたいな人になりたい」と書いている児童は、ほぼいませんでした…。きっとお父さんの偉大さや素晴らしさが分かるのは、もっと大人になってからなのでしょう(自分もそうでした)。

今年の4月からは18歳が成人年齢となります。先行き不透明なことの多い世の中ですが、すべての子供たちに「こんな大人になりたい」という「目指すべき大人像」を、時が来た時にはもたせられるようにしていきたいものです。