5/10 全校朝会

今日は今年度初めての全校朝会。今年度も新型コロナウイルス感染予防対策のため、放送での朝会となりました。

大戸主幹のあいさつに続いて、校舎いっぱい子どもたちのあいさつが響きました。外はさわやかな青空!気持ちのよいスタートです。

 

初めての全校朝会での校長先生のお話は「みんなちがって みんないい」

「みなさんは『ぞうさん』の歌を知っていますか?」という子どもたちへの問いかけに続き、

「ぞ~おさん♪ ぞ~おさん♪ お~はながながいのね♪

 そ~よ かあさんも な~がいのよ~♪」と校長先生の歌声♫が校内に響きました。

<校長先生のお話より>

みんなに親しまれている『ぞうさん』の歌。この歌を作曲したまど・みちおさんはこの歌詞について「子どもの象が、友だちから『お前の鼻は長い』と言われた、いじめられた歌」だと言っています。

落ち込んで家に帰った子どもの象にぞうさんのお母さんは

「お母さんもお鼻が長いのよ。象の鼻が長いのは、象の個性なの。生き物はそれぞれに個性を持っているの。個性はみんな違うからいいの。だからそんなことで落ち込まないで、明日からまた元気にお友達と遊んでね。」

と答えたのだそうです。

ぞうさんのお母さんが言っているように、私たちもお互いの個性を認め恵うことが大切ですね。

そして中央小の子どもたちが

ちがっていいんだよ。ちがうからこそいいんだよ。

君はきみのままでいいんだよ。ありのままの君が好きだよ。」

と言えるような関係性をつくってほしいと思います。

 

校長先生のお話は、金子みすゞさんの「私と小鳥とすずと」の朗読で締めくくりました。

「みんなちがって みんないい」

本当にとても素敵な言葉だと思います。

 

校長先生のお話のあと、毎回、自分の考えを書いています。書くことをとおして、自分の考えを整理することを経験させています。ご家庭でも話題にしていただき、お子さんと話し合っていただけたら幸いです。