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4月10日(水)から12日(金)までの給食

 

4月12日(金)

わかめうどん 牛乳 つけあげ 野菜炒め

 「つけあげ」は鹿児島県の郷土料理です。魚のすり身に、豆腐や野菜などを混ぜて、平たい形にして揚げたものです。江戸時代に琉球(昔の沖縄県)と交流があった薩摩藩(昔の鹿児島県)が、魚のすり身を油で揚げた琉球の「チキアギ」がもとになり、この地域に広まったと言われています。その後薩摩藩の「つけあげ」は、「さつまあげ」と呼ばれ、日本全国に広まりました。今日のつけあげには、とびうおのすり身とたらのすり身が使われています。とびうおのすり身を使うことで歯ごたえのある仕上がりになります。

4月11日(木)

ごはん 牛乳 さばの照り焼き 肉じゃが さつま汁

 「さつま汁」は鹿児島県の郷土料理で、鶏肉を使った具たくさんのみそ汁です。「さつま」とは鹿児島県の昔の名前で、この地域では江戸時代から、武士が士気を高めるため、闘鶏(鶏を戦わせる)を行った際に負けた鶏をしめて野菜と煮込んで食べていたのが始まりだそうです。江戸時代の日本ではまだ肉を食べる習慣がなかったのですが、この地域だけ、このような理由から例外的に食べていたそうです。今日のさつま汁には鶏肉の他、にんじん、だいこん、ごぼうなどの野菜がたっぷり入っています。

 

4月10日(水)

メキシカンライス 牛乳 ガーリックチキン コンソメスープ さくらゼリー

 今日から、令和6年度の給食が始まりました。今年も感謝の気持ちを込めて食べていきましょう。

 メキシカンライスは、スペインのパエリアにちょっと似ていますが、一味違います。メキシコ産のコーンやピーマンを加え、南米特有の調味料のチリソースを使って、ピリッと辛く、チョッピリ酸っぱくてスパイシーな味わいとなっています。