終業式のあと、生徒指導主任の先生から冬休みの過ごし方についてお話がありました。子どもたちが安全に、そして充実した冬休みを過ごせるようにと、「4つのK」をキーワードにした温かいメッセージが届けられました。

1つ目の「K」は 「きそく」。
冬休みはつい生活リズムが乱れがちですが、規則正しい生活を心がけることで、3学期を気持ちよくスタートできます。

2つ目の「K」は 「計画的に」。
2学期には本当にたくさんの学習を積み重ねてきました。冬休みの間に振り返りをしておくことで、学んだことがしっかりと身につきます。

3つ目の「K」は 「お金」。
お年玉をいただく機会もあるかもしれません。使い方についてご家庭で話し合うことは、子どもたちにとって大切な学びになります。

4つ目の「K」は 「危険」。
特に気をつけたいのは「ネットトラブル」「不審者」「水や火の事故」「交通安全」「命を守ること」の5つです。

交通安全のお話では、車が時速40kmで走っている場合、ブレーキを踏んでから止まるまでに 21m も進んでしまうことを紹介しました。実際に21mの長さをすずらんテープで確かめると、子どもたちは「こんなにも止まらないんだ」と驚いた様子でした。こうした体験を通して、子どもたちは自分の身を守る大切さを実感していました。

冬休みが、子どもたちにとって安全で、家族と温かい時間を過ごせる期間になりますように。
3学期の始めに、また元気いっぱいの姿で会えることを楽しみにしています。

今朝は冷たい雨が降るなか、子どもたちは少し肩をすぼめながらも元気に登校してきました。先生方が早くから体育館のストーブをつけてくれていたおかげで、体育館にはふんわりとした温もりが広がり、子どもたちの頬も自然とほころんでいました。そんな温かな空間で、2学期の終業式が始まりました。
校長先生からは、2学期の子どもたちの頑張りを振り返るお話とともに、「冬休みの宿題」が出されました。その宿題とは、“家族と一緒に年中行事を楽しむ冬休みにすること”。
「家族と過ごす時間を大切にしてほしい」という校長先生の願いが込められています。
冬休みには、家の大掃除をしたり、お正月の準備をしたり、年越し蕎麦を囲んで一年を振り返るのも素敵です。除夜の鐘の音に耳を澄ませながら新しい年を迎える瞬間は、きっと子どもたちの心にも残ることでしょう。
年が明けたら、親戚や地域の方々への挨拶、初詣、初夢、書き初めなど、日本の伝統に触れる機会がたくさんあります。「今年の意気込み」を家族で語り合うのも、心が温まるひとときになりそうです。

さらに校長先生からは、下校時に先生や地域の方、友だちへ「1年間ありがとうございました。よいお年を。」と挨拶をして帰りましょう、というもう一つの宿題も出されました。
誰かに感謝を伝えることの大切さを、子どもたちが自然と学んでくれることでしょう。
校長先生のお話を真剣に聞く子どもたちのまなざしは、2学期の成長を感じさせるものでした。きっとご家庭でも、温かく穏やかな年末年始を迎えてくれることと思います。

令和7年11月22日（土）・23日（日）に、第45回鴻巣市小・中学校児童生徒美術展が川里農業研修センターにおいて開催されました。
本校からは、1年生から6年生、そしてひばり学級の児童が図工の授業で取り組んだ作品を出品しました。
現在、校舎の廊下にはその成果がずらりと並び、平面作品や立体作品が彩り豊かに展示されています。廊下を歩くたびに思わず足を止めて見入ってしまうほど、どの作品も工夫や努力が感じられる素晴らしい仕上がりです。
子どもたち一人ひとりの頑張りが形となり、学校全体を明るくしてくれる美術展となりました。